三重におけるチャイルドラインを取り巻く環境

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※2013年8月17日に別ブログに書いた記事をサルベージしています。

子ども相談電話、75%つながらず…聞き手不足 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

昨日読んだこの記事が頭から離れなかったので、チャイルドラインについて、せめて三重の話題としてプラスになるようなものがないか探ってみました。

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これは、2013年6月25日付の伊勢新聞の記事です。三重銀行が今年で8年連続100万円を、三重県でチャイルドラインを実施する「チャイルドラインMIEネットワーク」に寄付している、というもの。

2009年の三重銀行の業務報告書を読むと、CSRの項目に「役員たちから集めたお金に、三重銀行としての寄付金を上乗せして100万円とし、チャイルドラインMIEネットワークに寄付をしている」と書いてありましたが、この記事の中でも同じことが書かれているので、今もその方法で続けられているのだと思います。

「チャイルドラインの運営には年間2,000万円が必要」と言われていますが、こうした中で「100万円の寄付」「振込手数料無料」という三重銀行の支援は、非常に心強いのではないでしょうか。

また、電話相談を行っているボランティアの登録数も、三重は298人と充実しています。
全国で約2,000人のボランティアがいるそうですが、三重だけで既に全国のボランティアの10%以上を占めています。

これだけ多くの人たちが関わっているのであれば、日常的に活動できる人が登録者数より少なくても、充実したサポートができるんじゃないかな…って思います。実際、伊勢新聞の記事によれば、昨年度は10,000件近い相談件数に対応した実績を残していますし、日常的に活動するボランティアの確保も上手くいっていることでしょう。

企業やボランティアをはじめとした多くの県民たちに支えられながら、自分たちの団体が持つ資源を地域に還元し、より良い社会を目指していく…この流れが大事だと改めて気付かされます。チャイルドラインのボランティアは行ったことがありませんが、「子どもたちの気持ちを電話で受け取る」というのは、きっと生半なことではできないと思います。その活動を続けていらっしゃる方には、本当に頭が下がる想いです。

チャイルドラインは三重だけの取り組みではなく、全国的に行われている取り組みです。

全国で約2000人が聞き手として登録しているが、ボランティアのため活動できる日数は限られており、要員確保は多くの団体に共通する悩み。熊本、沖縄両県の団体は要員不足のため、今年度から相談事業を休止した。
子ども相談電話、75%つながらず…聞き手不足 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

何事においてもそうですが、「お金」だけではだめで、「人」がいなければ物事は回っていきません。
人・お金・時間という限られた枠組みの中で、いかに多くの人たちが支え合える仕組みを作り上げていけば良いのか…チャイルドラインにとってプラスになる記事について紹介すると同時に、NPO全体が抱える問題の一つとして、どのようにクリアしていけば良いのか……などと、ふと考えてしまいました。

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