体調不良で仕事を休むときの判断

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年間365日のうち、一般的には大体240日くらい働いている方が多いんじゃないかなーと思います。一年間を無事、無遅刻無欠勤で勤め上げて、また新たな年度を迎えるという方もきっと多いと思いますが、人間である以上、体調を崩したり、また冠婚葬祭等でどうしても外せない急用が重なり、“仕事へ行けない”という日もあるかと思います。そういうときには、理由を添えて上長へ報告・連絡をするわけですが、そうした突発的な休日を取るか取らないかで迷うのが体調の悪いとき…中でも「風邪をひいてしまった」ときではないでしょうか。

突然の発熱?悪寒?風邪かも?今日の出社はどうする?


前回の記事は、土曜、日曜と寝込んでしまったことを書いたものですが、実はこの症状が起こったのは土曜の朝でした。出社前の出来事です。確かに、前日の金曜日の夜は冷えて、体が免疫力を高めようと温かくなっていたような気がしましたが、翌朝起きたら背中に悪寒を感じるわ、熱はあるわ、体は怠いわで、「こりゃダメだ」と判断し迷わず欠勤の連絡を入れました。

ネット上の意見なんかを見ると、「風邪くらいで仕事を休むな」とか「熱が出ているくらいで仕事を休むのは甘え」等と書かれている意見をよく見かけます。「風邪をひいたくらいで休んでしまうと、シフトに穴が開いてしまい、みんなに迷惑が掛かるから必ず出勤します」なんて意見を見ると、サービス業に従事する人間としては胸が痛みます。

でも、私は休みます。出社前に熱が出ているようだったら、必ず休みます。なぜなら、その後の症状の悪化が怖いからです。今回も、やっぱり時間が経つにつれて頭痛がひどくなり、結局ほぼ二日間寝込むことになってしまいました。もし無理して出社していたら、通勤の運転は危ないでしょうし、サービス業としていろんな人と関わる中で、職場の人やお客様に自分の症状をうつしてしまう可能性もあり、かえって肩身が狭い思いをしなければならなかったかもしれません。

風邪をひいたら休んでほしい。インフルエンザなんてもってのほか!

これは、風邪をひいている方に対しての個人的な意見なんですが、風邪をひいたらできるだけ仕事を休んでいただきたいというのが私の意見です。前述のように「風邪をひいてシフトに穴を開けると~…」という気持ちと責任感も分からないでもないですが、やはり他人にうつすような病気を抱えて、咳やくしゃみで病原菌をまき散らしているような状態で出社されると、正直迷惑に感じます。それはきっと、あなたの周りにいるどの人も思っていることだと思います。どうしても休めないと言うなら、せめてマスクをしてきてほしいです。

私が以前働いていたときに驚いたのは、「インフルエンザにかかっていたけど、会社に来て仕事をしていた」という上司の武勇伝(?)でした。これを聞いた瞬間に、私は「もう勘弁してくれ」と思いました。上司曰く、「仕事を休むことが悔しいし、やらなきゃいけない仕事も溜まっていたので、高熱と頭痛を我慢して働いていた。症状が治まってきたときに病院へ行ったら、“あなたインフルエンザだったよ”と言われた」のだそうで。

上司本人はやりきった感というか、俺ってすげえだろ、みたいなドヤ顔で話していましたが、あなたの周りにいた人はたまったもんじゃありません。迷惑以外の何者でもなかったはずです。あなたはそれで良いのかもしれませんが、それで誰かがインフルエンザに感染して倒れてしまったら、その人がかわいそうで仕方がありません。インフルエンザに感染したかもしれない、もしくは感染していたとしたら、速やかに病院へ行って診察を受け、その上で上長に報告し、然るべき日数を療養に充てきちんと治してから出社してほしいです。そのための有給休暇であり、傷病手当であるはずですから。

こういう訳の分からない武勇伝を語りたがる人がたまにいますけど、周囲は白い目で見ています。もしあなたが、そんなくだらない武勇伝を語ったとき、周囲が「すごいですね~」と言ってくれるのは、あなたが先輩であったり、職位が上だったり、年齢が上だったりと、あなたに対して「はっきりと意見が言えない」立場だからであって、心の中では確実に馬鹿にしているか、「迷惑な奴だな」と思っているに違いありません。

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まずは健康が第一

仕事よりも、まずは自分の体調を整えるのが一番大切だと思います。周囲に感染を拡大させず、早めに病院へ行って対処する。無理して仕事へ行って、風邪やウイルスを周囲にまき散らしたり、自分の体調がより悪化したりするよりも、まずは自分自身でしっかりと始末をつけてから仕事に復帰したほうが、自分のためでもあるし、周囲のためでもあると思います。

辛いときにこそ頑張って仕事を乗り切ることは労働社会では美徳とされがちですが、それは健康があってこそのこと。風邪やインフルエンザのような、他人に感染させてしまうような病気に罹ってまで仕事をし、乗り切る必要は決してありません。まずは健康第一。体が第一。それは会社の同僚や先輩、部下、後輩だけではなく、自分の家族に対しても同じことだと思います。

これからじょじょに寒くなってくるシーズンです。少しでも自分の体に異変を感じたら、すぐに医療機関で診てもらい、一日でも早くよくなるよう十分に休養を取ることを心掛ける。そして、できるだけ周囲に迷惑をかけずに早く治療する。仕事へ行けそうにないなら、無理はせずにその分しっかりと休む。こうした自分の健康への対処や管理も、デキる大人のスキルの一つだと思いますから。

まあ一番なのは、日ごろからしっかりと予防しておく、ってことなんですけどね。