2013.10.27 第4回サルシカ黒豆収穫祭 収穫篇

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2013.10.27 三重県津市のNPO法人サルシカが主催する「第4回サルシカ黒豆収穫祭」に参加してきました。

台風が過ぎ去ったばかりの日曜日。朝からどんよりとした雲の広がる肌寒い天気でしたが、集まったメンバーはなんと約70名!ご家族連れでやってきた参加者や、遠いところだと愛知県から来た人もいました。

左の男性はサルシカ隊隊長であり、NPO法人サルシカの代表の奥田さんです。右の緑の服を着たお父さんは、今回収穫させていただく黒豆を栽培している畑を管理する山木さんです。

畑はこんな感じ。僕たちが収穫する黒豆の株は、正面の4列です。画像だと平坦に見えますが、最奥までの距離はかなりあります。ちなみに、前々日までの雨のせいで土はぬかるんでいて、歩くと体が沈むほどです。

参加者全員が簡単な自己紹介を終えてから、それぞれ散っていき、黒豆の株を引っこ抜きます。ハサミで切って…みたいな上品な方法ではなく、植わっている株を引き抜くという豪快な方法で収穫していきます。

人海戦術で収穫を行った結果、このようにあっという間に刈り取られていきました。

子どもたちも、土のぬかるみに負けず頑張ってくれました!

いつしか、「株を抜く人」「抜かれて畦に置かれた株を運ぶ人」「運ばれた株から鞘を取る人」と分担されていきました。一番細かく時間がかかる作業は、やはり株から鞘を取る作業で、こればかりは機械ではできません(機械そのものがないけど)。みんなでプチプチと鞘を外していきます。

どの鞘もふっくらとしていて美味しそうです。

時間も限られているので、とりあえず手作業でプチプチと鞘を取っていきます。

株を抜いたり運んだりしていた人たちも、鞘を取る作業に合流。老いも若きも黒豆の鞘を取るため集中しています。

取り外された黒豆の鞘が、こんなに集まりました。外しながら、「茹でて食べたら美味しいだろうな~」なんて想像していました。なお、この画像は僕が作業をしていた場所に集められた鞘ですが、あと二か所でも同じように鞘を外す作業をしていたので、全体的にはもっと数は多いです。

一か所に集められた黒豆たち。みんなで袋分けしました。

袋分けをしたら、これだけになりました。これをみんなで持って帰ります。「一人暮らしなんかで、そんなに量がいらない人は少なめの袋を選んで」と言われ少なめのものを選びましたが、それでもかなり量が多かったです……。

そして、刈り取られた後の畑は…

こうなりました。上のほうにある画像と比べてみても、キレイに刈り取られているのが分かると思います。まさにBefore Afterですね。

畑仕事なんて何年ぶりだろう、というくらいに懐かしく、楽しい体験をさせていただきました。正直、黒豆がどのように生育されているのか知らなかった自分にとって、また一つ知らないことを、それも体を使って覚えることができたのは、とても良い経験になりました。

また、印象的かつ嬉しかったことは、子どもたちが大勢来ていたことでした。先日、ある講演会で講師の方から「今の子どもたちの中には『火を見たことがない』子どもがいる。オール電化のマンションなんかだと、生活の中で火を見る機会がないそうだ」という話を聞きました。また、これはよく聞く話ですが、「魚の絵を描いて」と言われた子どもが、スーパーで売っている「切り身」の絵を描いた、という話もあります。

とても信じられないことですが、そんな現代社会の子どもたちだからこそ、小さな頃から土に触れる体験をすることは、とても重要だと思います。普段、自分たちが口に入れている食べ物が、どのようにして育てられ、収穫され、食卓に並ぶのか…。それを知るだけでも、食べ物に対する考え方が大きく変わってくると思います。小さなお子さんをお持ちをご家庭の方だからこそ、今回のような「土と作物に触れる機会」に、積極的に参加していただきたいと個人的には考えています。

数年ぶりに夢中になった農作業。本当に楽しかったです!この機会をご用意してくださったサルシカの奥田さん、場所を提供してくださった山木さん、本当にありがとうございました。また、来年の収穫祭も楽しみにしています。

追記

この後、「サルシカ秘密基地」にて今回の収穫の打ち上げがありました。え、秘密基地ってナニ?打ち上げって、どんなことをしたの?気になる方は、こちらをご覧ください。

2013.10.27 第4回サルシカ黒豆収穫祭 夜宴篇 - Mnemosyne 日常の記憶

「サルシカ」ってなに?

「サルシカ」が一体どのような活動をしているNPO法人なのか、というと…それは、ホームページを見ていただくのが一番分かりやすいと思います。ざっくばらんに言うと、三重で「あそぶ・ふれあう・くらす」をテーマにした、さまざまなコンテンツを県内外に発信している団体です。今回の黒豆収穫祭もそうですが、「大人」をターゲットにした田舎暮らしの楽しみ方を、いろんな視点からプロデュースしているのが「サルシカ」です。

サルシカ
http://www.salsica.com/

いま「田舎暮らし」という新しいライフスタイルが定着し、都市部から地方への人の移動が目立ちはじめています。
それは過疎や高齢化で悩む地域にとっては大きなチャンス。
すでに多くの地方自治体が、その新しい流れを呼びこもうとさまざまな取り組みをはじめています。
しかし三重県の認知度は全国的にみても最低ランク。
これは決して郷土三重に魅力がないという訳ではありません。
歴史、自然、文化などを含めた三重の地域資源が伝わっていないのです。
そこで、私たちは情報発信からスタートすることにしました・・・・・。
http://www.salsica.com/?page_id=49