2012.08.09 津観音寺・十日観音/柴灯護摩焚き

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8月9日に、三重県津市にある津観音寺の「十日観音」へ行ってきました。

一行しか文章を書いていないにも関わらず、ここで早速疑問符が出てきます。「9日なのに“十日観音”ってどういうこと?」と。僕も知らなかったので調べたのですが、津観音寺のホームページによると…

8月9日から10日にかけて、お参りすればその功徳が4万6千日にあたるという観音縁日です。関東では新暦の7月、この地方では8月に行われています。境内で柴灯護摩を焚き、護摩堂では夜通し息災護摩を修しています。

http://www.tsukannon.com/saijiki/index.html

だそうです。9日から10日にかけての時間…つまりは午前0時頃にお詣りをすることで、4万6千日(約126年)分の功徳があるのだとか。だから、9日でも大丈夫なわけです。私は残念ながらその時間にお詣りができなかったのですが、境内の柴灯護摩焚きを見てから、火渡りに参加してきました。

点火してからしばらくすると、やがて勢いよく炎が立ち上っていきます。

炎の勢いは増していき、激しい火花を散らします。

火が、まるで生き物のように蠢きます。

この間、山伏はほら貝を吹き、住職は般若心経を唱え続けています。

山伏が九字を切って邪気を払いながら、護摩木をくべています。

火の勢いは落ち着き、渡る準備ができました。

塩を踏んで足の裏を清め、汗を取ってから、炎の真ん中に炭で作られた道を歩いていきます(汗を取っておかないと、渡るときに熱いのだとか)。道の周りには、まだ火が赤々と燃えていますし、火花が舞い散る中を素足で渡ることもあって、やはり大半の人が怖くて躊躇してしまいます。

速足で歩いていく人や、「きゃー」とか「わー」とか言いながら歩いていく人たち。中には、怖くて完全に足がすくんでしまって、最初の一歩が踏み出せない人もいました。山伏が「大丈夫!熱くないから。前を見てゆっくり歩いて」と励ましてくれるんですが、炎の中に素足で踏み出していくのは、やはり勇気が要ります。

渡り終わって安堵した瞬間、言葉では言い表せないのですが、ちょっと心が“開けた”ような気がしました。皮が剥けた、というか…うーん、やっぱり上手く表現できないですね。でも、何だか心が弾けたような、そんな気分になりました。ひょっとしたら、何らかのご利益があったのかもしれません(笑)。

「火渡り」という人生初の体験をさせていただいたことに感謝です。足の裏は炭で真っ黒になりましたが、貴重な経験をさせていただきました。誘ってくれた友人にも感謝です。ありがとうございました。

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