「共感と信頼」をつくるソーシャル系情報発信とその支援(その2)

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(その1)http://d.hatena.ne.jp/masayan1979/20120809/p1 の続きです。

実践ソーシャルメディア

  • 普段のコミュニケーションでOK。ただし、誤解を招きそうなことはわざわざつぶやかない。
  • 団体全体で活用していこうと機運を高める。
  • 情報発信を意識した積極的な写真撮影と、事前の撮影許可の確認
  • 効果測定しながらの運用。


SNSを使っている団体や人を中心にした交流会の開催や、NPO業界以外の例えば企業などで積極的にSNSを使っている人たちを招いた勉強会やセミナーを行っては、というお話が出ました。

「事前の撮影許可の確認」。これはとても大事なことですが、例え話として、「飲み会の様子を撮影するが、参加者の中には別の飲み会に嘘をついて欠席してこちらの飲み会に参加している人がいる場合もあり、あとで画像をアップしたら、その人が欠席した飲み会の参加者から叩かれてしまった」と、大変分かりやすい説明をしていただきました。写真を使って情報発信をするときは、事前に周囲の方への確認を忘れずに。

信頼と共感

  1. 現在(フロー情報)⇒共感
    • 今、団体が一体何をしているのか?これをしっかり情報発信することで、社会からの共感へとつながっていく。
  2. 過去(ストック情報)と未来(ビジョン情報)⇒信頼
    • 団体が過去にどのようなことを行ってきたか(実績)と、将来的にどのようなことをしたいか(ビジョン)を明確にすることで、社会からの信頼に繋がっていく。

共感を呼ぶ情報発信と各サイトの使い分け

  • ブログ
    • 「共感」を生み出すツール
    • 団体としての活動の記録を残す
    • 「今」の活動を知ってもらう一番ベストなツール
    • ブログで活動記録を掲載する場合、一つの記事に対して、写真5枚とキャプション100〜300文字くらいが理想。
  • facebook
    • 個人のネットワークを広げる
    • 画像を掲載することで、情報量が飛躍的にアップする
  • Twitter
    • 団体としてのお知らせ情報を流す
    • 個人として活用する場合、情報収集のツールとして活用する
    • ブログと連動させることで、発信の手間を省くことができる(ブログを更新したら、更新のお知らせが自動的にTwitterに流れる仕組み)。


団体ならブログ、個人ならfacebook、情報拡散・収集ならツイッター、と使い分けが重要。まさしくそのとおりで、どのツールをどのように使えば情報発信としての効果を得られるだろう、というのは悩みどころです。僕はブログ、facebookTwittermixi、あとtumblrなんかも使っていますが、どれをどう使えば良いのか、いまだ分からないのが現状です*1

ただ、この講座の中で「ブログ」をベストツールにしているのは、少し驚きました。個人的には、「ブログ」というツールは、今のSNSfacebookTwitterなど)に比べて情報発信力に乏しいと考えていたからです。

某女性芸能人が「ブログの女王」と持て囃されていた頃ならいざ知らず、今の時代にブログを情報発信の主力ツールとして活用するのは、少し心もとないと思っていたのですが、どうやらそうではないようですね。ひょっとしたら、ブログはもう完全にポピュラーなものとして認識していたので、その魅力に気付かなかったのかもしれません。

確かに、今のブログは画像、動画、各データファイルなどを(他のサービスと連携して)簡単に掲載できますし、サービスによってはfacebookの「いいね」ボタンが付いていたり、Twitterとの連動機能もあります。情報発信の中核を担うための母艦としての役割を、十分に果たしていると言えるでしょう。

NPOの情報発信について

  • 情報発信は「漢方薬
    • 続けないと意味が無い。
  • 情報発信と、場の設定(ネットとリアルな場の連携)
    • ネットで発信し、人を集め、ネットで関係を保つ


レジュメには「ネットで発信し、人を集め、ネットで関係を保つ」とありましたが、個人的には「リアルで出会い、ネットで繋がり、リアルに関係が還元される」というのも、ネットとリアルを往復する今の時代の人間にとって当たり前のように感じました。

具体的には、セミナーや勉強会でお会いした人と名刺交換をする際に、挨拶の中で「facebookやってますか?」と尋ね、facebookで繋がりを得られた後は、イベントなどを紹介してもらってリアルに関係が還元される。そういう新しい関係性を大事にしていかなければならないんだろうな、とも感じました。

これで終わりです。実際は2時間30分かけてみっちりと講座を行いましたので、ここに書かれているのは、講座全体の約40%くらいのことだと思います。また、(その1)にも書きましたが、あくまでこのまとめは私個人の見解によるものです。あらかじめご了承願います。

ところどころ所感を交えましたので、まとめは書きません。情報発信の考え方、ツールやサービスの使い方など、具体的な内容を事細かに教えていただいたので、大変勉強になりました。ここで勉強した内容を加味しながら、将来的にいくつかやってみたいこともありますので、ここで学んだテクニックを活用できれば……と思います。

山田さん、遠いところから三重県に来てくださって、このような貴重なお話をお聞かせいただき本当にありがとうございました。

追記:今回の講座の資料が、山田さんのブログで公開されています。
http://blog.canpan.info/c-koza/archive/376

*1:tumblrはフォトブログ的な活用を考えてはいますが、現在実験中です。

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